なぜ「最近殺人事件が多い」と感じる?統計データと治安の真相

なぜ「最近殺人事件が多い」と感じる?統計データと治安の真相について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

報道で大きく扱われるのは通り魔や強盗ですが、警察庁の統計を詳細に分析すると、日本の殺人事件の約半数は親族間殺人が占めています。

血縁関係や夫婦間で命を奪い合う悲劇の背景には、急速な高齢化に伴う「介護疲れ」や、中高年の引きこもりを高齢の親が支える「8050問題」、深刻な家庭内孤立が存在します。家庭という密室の中で問題が長期化し、外部の支援を受けられないまま限界を迎えて凶行に至るパターンが後を絶ちません。

見知らぬ凶悪犯に命を狙われるリスク以上に、家庭内の孤立やメンタルヘルスの悪化が引き起こす事件のほうが、統計上ははるかに高い割合を占めているのが日本の実情です。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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