「魚虎」の読み方は?「鯱」との違いや名前に隠された意外な由来

「魚虎」の読み方は?「鯱」との違いや名前に隠された意外な由来についての疑問解決ガイドをお届けします。

漢字の面白さは、文字の順番が入れ替わるだけで対象が劇的に変化する点にあります。「魚虎」の文字を前後逆に配置した「虎魚」は「オコゼ」と読みます。

オコゼ(主にオニオコゼ)は、ゴツゴツとした岩のような奇怪な風貌と、背ビレに強い神経毒を持つ棘を備えた魚です。古くから「見るからに恐ろしい魚」「虎のように油断ならない危険な魚」として認識され、虎の字が当てられました。「オコ」は愚か・異形、「ゼ」は魚を意味する古語が語源とされています。

「魚虎(ハリセンボン)」も「虎魚(オコゼ)」も、ともに鋭いトゲを持ち、不用意に触れた相手に痛烈な一撃を与える共通点があります。先人たちが生物の危険度や攻撃性を表現する際、いかに「虎」という存在を重用していたかが如実に伝わってきます。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest