配管のレジューサーとは?同心と偏心の違いや選定基準をプロが徹底解説

配管のレジューサーとは?同心と偏心の違いや選定基準をプロが徹底解説について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

現場や設計事務所でしばしば議論となるのが、「インクリーザー(Increaser)」と「レジューサー(Reducer)」の用語の使い分けです。

語源として、英語のReduce(減らす・縮小する)とIncrease(増やす・拡大する)に由来しているため、「流体の流れ方向に対して口径が小さくなるのがレジューサー、大きくなるのがインクリーザー」と解説されるケースがあります。しかし、鋼管用継手(JIS規格など)においては、流れの向きにかかわらず継手単体としての名称は「レジューサー」で統一されています。

一方、下水道配管や住宅設備で多用される塩化ビニル管(PVC継手)や薄肉ステンレス管の規格体系では、小口径側から大口径側へ拡大する継手製品を正式名称として「インクリーザー(略称:IN)」と規定しています。つまり、配管分野や採用マテリアル(鋼管配管か樹脂系衛生配管か)の業界慣習によって呼び分けられているのが実情です。構造的な本質はいずれも「径違い継手」であり、流動方向と設置空間の制約を見極める必要があります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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