ワンルーム投資は本当にカモか?節税の罠と2026年の失敗理由

ワンルーム投資は本当にカモか?節税の罠と2026年の失敗理由についての最新情報を徹底解説します。

結論から率直に申し上げます。営業マンから突然の電話やマッチングアプリ、名刺交換を装ったアプローチを受け、「節税しながら私設年金を作れる」と勧められて購入を検討しているなら、ワンルームマンション投資のカモとして完全に標的にされていると警戒すべきです。

彼らが狙うのは、金融知識が乏しい一方で信用力が高く、銀行からの投資用マンション ローン審査を容易に通過できる優良企業の会社員や公務員、医師たちです。販売会社は1戸あたり数百万円規模の粗利を抜いて売り抜けますが、購入者が背負うのは数千万円もの長期債務と、35年間に及ぶ賃貸経営の全責任です。

営業担当者が声高に叫ぶ「節税効果」の嘘と真相を冷静に分解してみましょう。確かに購入初年度や2年目は、不動産取得税や登記費用、建物の減価償却費などを計上することで帳簿上の不動産所得を大幅な赤字にし、給与所得と損益通算して所得税・住民税の還付を受けられます。

しかし、この還付金は「自腹で支払った諸経費の一部が戻ってきただけ」に過ぎません。さらに築年数が経過すると、減価償却できる金額が減少する一方で、元金返済の割合が増加します。帳簿上は黒字なのに手元の現金が減り、逆に多額の税金が課されるデッドクロスが確定申告の現場で牙をむくのです。節税を目的に始めたはずが、数年後には「毎月のローン返済に加えて追徴課税まで支払う」という最悪の資金ショートに追い込まれます。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest