建国記念日」と「建国記念の日」の違いは?なぜ「の」が付くのか歴史の真相
建国記念日」と「建国記念の日」の違いは?なぜ「の」が付くのか歴史の真相について押さえておきたい ポイントを厳選して解説いたします。
日本のような「神話に起源を持つ建国記念日」は、世界の国々と比較しても極めて珍しい特徴を持っています。諸外国の建国記念日は、歴史上明確に記録された出来事を起点としているケースが大半を占めます。
代表的な他国の建国記念日には、以下のような明確な歴史的根拠が存在します。
- アメリカ(7月4日 / 独立記念日):1776年にイギリスからの独立宣言を採択した日。
- フランス(7月14日 / パリ祭):1789年にフランス革命の発端となったバスティーユ牢獄襲撃が起きた日。
- 中国(10月1日 / 国慶節):1949年に毛沢東が中華人民共和国の成立を宣言した日。
- イタリア(6月2日 / 共和国記念日):1946年の国民投票で王政を廃止し共和制を選択した日。
他国では「条約の締結」「革命」「国家樹立宣言」といった具体的な事実の日付を祝うため、疑いようのない「建国記念日(Independence Day / National Day)」となります。一方、日本の場合は他国からの侵略や独立によって国が成立したわけではなく、有史以前から続く自然発生的な国家形成の歴史を持つため、日付を特定できないまま「建国記念の日」として祝う独自のアプローチがとられています。