「計画通り」元ネタの真相を追う!デスノート屈指の名言が愛される理由
「計画通り」元ネタの真相を追う!デスノート屈指の名言が愛される理由の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
ネット上でミームとして流通する「計画通り」の震源地は、2000年代の『週刊少年ジャンプ』(集英社)を牽引した大ヒットサスペンス漫画『DEATH NOTE』(原作:大場つぐみ/作画:小畑健)です。この台詞が放たれたのは、作中でも屈指の緊迫感を誇る通称「ヨツバ編」のクライマックスでした。
作中において、主人公の夜神月(キラ)は、自らを執拗に追う世界的名探偵・Lの包囲網を突破するため、あえて「デスノートの所有権を放棄し、一時的に自分自身の記憶を完全に失う」という前代未聞の奇策に打って出ました。ノートに関する記憶を失った「潔白な優等生」としてLの捜査本部に協力し、新たなキラとなったヨツバ幹部・火口卿介を追い詰めるという、一歩間違えれば自身が死刑台に送られる極限のギャンブルでした。
そして迎えた運命の瞬間、逃走の末に警察とLによって追い詰められ拘束された火口。その手から押収されたノートに月が触れた瞬間、封印されていたすべての記憶が凄まじい濁流となって脳内へと蘇ります。自らが仕掛けた幾重もの時間差トラップ、第三者へのノート譲渡、そしてLの心理誘導に至るまで、すべてのピースが寸分の狂いもなく噛み合っていたことを悟った月が、内心で口元を歪めながら放った独白こそが「計画通り」でした。
この名シーンが掲載されたのは、原作漫画では第7巻・第53話「悲鳴」のラスト見開きです。それまで見せていた品行方正な青年の面影を完全にかなぐり捨て、黒々とした影を帯びた狂気と狡猾さに満ちた表情は、読者に凄まじい戦慄とカタルシスを与えました。読者アンケートでも圧倒的な反響を呼び、物語の第一部における最大のターニングポイントとして歴史に刻まれることになります。