国芳『相馬の古内裏』巨大骸骨の真実!滝夜叉姫の怨念と構図の謎を暴く
国芳『相馬の古内裏』巨大骸骨の真実!滝夜叉姫の怨念と構図の謎を暴くの全貌を詳しく解説してご紹介します。
Q1:『相馬の古内裏』の原画はどこで見ることができますか?
A1:国内では東京国立博物館や太田記念美術館(東京・原宿)、千葉市美術館などが所蔵しています。ただし浮世絵版画は退色を防ぐため常時展示されておらず、歌川国芳展や妖怪をテーマにした特別展の開催時に期間限定で公開されます。訪れる前に各館の展示スケジュールをご確認ください。
Q2:巨大な骸骨は「がしゃどくろ」ではないのですか?
A2:江戸時代の制作当時は「がしゃどくろ」という名前は存在しませんでした。本作の骸骨は読本『善知安方忠義伝』に登場する滝夜叉姫の妖術です。「がしゃどくろ」は昭和40年代の怪奇本や水木しげる氏の著作等によって生み出された近代の妖怪であり、ビジュアルに国芳の絵が引用されたことで同一視されるようになりました。
Q3:滝夜叉姫と戦っている武士(大宅太郎光圀)は実在の人物ですか?
A3:大宅太郎光圀(おおやのたろうみつくに)は、平安中期の武将・源頼信の家臣として伝説や軍記物語に登場する人物です。史実としての詳細は不明な点が多いものの、平将門の残党を鎮定する勇猛な武士として江戸時代の読本や歌舞伎のヒーローとして描かれました。