パンダのしっぽは黒じゃない?9割が勘違いする衝撃の真実を追う
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日本における「しっぽ白黒論争」の歴史を語る上で欠かせないのが、日本パンダ保護協会名誉会長を務める黒柳徹子氏のエピソードである。
1972年、日中国交正常化を記念してカンカンとランランが来日した際、日本中が空前のパンダブームに沸いた。当時から熱心な愛好家として知られた彼女は、世の中に出回るパンダグッズのほとんどが「黒いしっぽ」で作られている事実にいち早く気づき、メディアを通じて「パンダのしっぽは白い」と発信し続けた。しかし、一度定着した大衆の思い込みを覆すのは容易ではなかったという。
当時の図鑑や新聞の挿絵でも誤植が相次ぎ、多くの日本人が「黒いしっぽのパンダ像」を幼少期に刷り込まれてしまった。国民的な関心を集めながらも、細部の真実がこれほど長期間誤解され続けた事例は、動物文化史の中でも極めて珍しい。