レンジで5分!冷凍ブルーベリージャムの黄金比とプロの保存術
レンジで5分!冷凍ブルーベリージャムの黄金比とプロの保存術の総合ガイドをご紹介します。最新トレンドが満載です。
鍋を使わないレンジ調理は極めて手軽である反面、特有のリスクとして高糖度液体の突沸と吹きこぼれが挙げられる。糖分を多く含んだ液体は水の沸点(100℃)を超えて高温になりやすく、泡立ち始めると粘り気があるため気泡が破裂せず、マグマのように一気に器から溢れ出してしまうのだ。
この惨劇を防ぐための第一原則は、「材料の総量に対して容量3〜4倍以上の深底容器を選ぶ」ことである。具体的には、ブルーベリー100g+砂糖35gを作る場合でも、内容量1.5リットル以上の深型耐熱ガラスボウル(HARIOの耐熱ミキシングボウルやiwakiの深型ボウルなど)を使用するのが理想的だ。浅い平皿やタッパー類を使うと、加熱開始から2分を過ぎたあたりで確実に縁を乗り越えて庫内に溢れかえる。
第二の鉄則は、絶対にラップを密閉してかけないことだ。ジャム作りは果実の余分な水分を蒸発させて濃度を高める工程でもある。ラップで蓋をしてしまうと逃げ場を失った水蒸気がボウル内に充満し、内圧が高まって泡のせり上がりを一気に加速させる。基本は完全な「ラップなし(ノンラップ)」での加熱を徹底したい。
さらに、電子レンジの加熱特性として「ターンテーブルの中央」や「フラットテーブルの端」など電磁波の集中ポイントが存在する。加熱が激しすぎると感じた場合は、設定出力を500Wに落とし、時間を30秒ほど延ばすことで突沸のエネルギーを穏やかにコントロールできる。