ヤマダ電機のIphone13一括1円は現在可能?からくりと規制の真相

ヤマダ電機のIphone13一括1円は現在可能?からくりと規制の真相について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

なぜ、あれほど頻繁に行われていた一括特価販売が市場から一掃されたのでしょうか。その主因は、総務省 端末値引き規制 影響にあります。

かつての量販店では、以下の2つの割引を重複適用する手法が取られていました。

  1. MNP他社乗り換え 割引特典:通信回線契約を条件とする値引き(上限22,000円)
  2. 店舗独自値引き(店舗値引き):回線契約を問わず端末代金そのものを削る値引き(上限なし)

この2つを合算することで、定価10万円近いiPhoneを「誰でも一括2万円台」「MNPなら一括1円」で提供する構造が成立していました。しかし、この手法は転売を目的として端末を買い占める「転売ヤー」の横行を招き、一般消費者が適正価格で購入できない事態や、短期間での回線解約(即解約)といった市場の歪みを生み出しました。

これを受け、総務省は電気通信事業法第27条の3に基づくガイドラインを相次いで改正。回線セット割引と白ロム割引の合算制限や、値引き上限額の厳格な再設定(端末価格に応じた44,000円上限ルールの厳格適用など)を断行しました。結果として、端末単体購入 白ロム 販売における大幅な原資拠出が事実上不可能となり、一括1円という価格設定そのものが市場から姿を消すことになったのです。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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