トイレタンクの仕組みを構造図で解説!水が止まらない原因と修理法
トイレタンクの仕組みを構造図で解説!水が止まらない原因と修理法の注目されている理由を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。
タンクの不具合で最も多い相談が「便器へのチョロチョロ水漏れ」と「手洗い管・給水管から水が出続ける」現象です。この原因特定には、「オーバーフロー管の最上部(管の口)に対して水位がどこにあるか」を見るだけで、不具合箇所の9割を瞬時に特定できます。
【水位別トラブル診断チャート】
- パターンA:水位がオーバーフロー管の頭を超えて溢れ出ている場合
原因は「給水側の不良(ボールタップまたはダイヤフラムの故障)」です。水が止まらないためタンクから溢れそうになり、安全装置であるオーバーフロー管から便器へと水が逃げています。浮き玉の引っかかり、またはパッキンの損耗が原因です。 - パターンB:水位がオーバーフロー管の基準線(先端より2〜3cm下)より低い場合
原因は「排水側の不良(フロート弁やクサリの異常)」です。タンク底の排水口が完全に塞がっておらず、水が便器へダダ漏れしているため、給水しても水位が上がらず水が流れっぱなしになります。ゴムの溶損、異物の挟まり、クサリの絡まりが典型例です。 - パターンC:管の根元から水が吸い込まれている場合
原因は「オーバーフロー管自体の破損(経年劣化によるひび割れ・折損)」です。築15年以上のプラスチック製パイプに多く見られ、タンク内の水が割れ目から常に漏れ続けます。
「レバーを回してもスカスカして水が流れない」場合は、レバーとフロート弁を繋ぐチェーンが切れているか、外れているケースがほとんどです。この場合はフタを開けてチェーンをフックに掛け直すだけで即座に復旧します。