猫の肛門腺破裂の真相と対処法!出血時の応急処置と費用相場

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猫の肛門の左右斜め下、時計の文字盤でいう「4時と8時」の位置には、肛門嚢(こうもんのう)と呼ばれる一対の小さな袋状の器官が存在します。この内部に蓄積される分泌液(肛門腺液)は、個体ごとのフェロモンを含んだ強い悪臭を放つ液体で、本来であれば排便時の腹圧によって自然と便と一緒に体外へ排出される仕組みになっています。

しかし、何らかの理由で分泌物の出口である導管が閉塞すると、袋の内部に分泌液が過剰に溜まり続けます。これが猫の肛門嚢炎の始まりです。嚢内で大腸菌やブドウ球菌などの細菌が爆発的に増殖すると、分泌液は膿へと変化し、周囲の組織を巻き込んで強い炎症を引き起こす肛門周囲膿瘍へと進行します。

膿が限界まで溜まると内圧が高まり、薄くなった肛門周辺の皮膚組織を融解させ、最終的に外側へ向かって皮膚が弾け飛びます。これが「肛門腺破裂」と呼ばれる病態の全貌です。破裂の瞬間には、溜まっていた血と膿が混ざり合った悪臭ペーストが一気に噴出し、皮膚にクレーター状の穴が開くため、飼い主にとって非常にショッキングな光景となります。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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