アジのなめろう作り方決定版!プロ直伝の黄金比と水っぽくならない極意
アジのなめろう作り方決定版!プロ直伝の黄金比と水っぽくならない極意に関する最新のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。
なめろうは味噌を練り込んでいるため、何となく通常の刺身よりも日持ちするように錯覚しがちです。しかし、家庭環境におけるなめろうの消費期限は「原則として作ったその日のうち」です。
魚肉を細かく叩くという行為は、空気と触れる表面積を何百倍にも増大させ、酸化と雑菌の繁殖スピードを飛躍的に高めることを意味します。味噌の塩分があるとはいえ、数日間の保存に耐えうる濃度ではありません。チルド室(0〜2℃)で保管した場合でも、翌日の昼(約18時間以内)には食べ切るのが衛生管理上の限界値です。時間が経つと、浸透圧によって水分が外へ溢れ出し、薬味の青臭さと魚の酸化臭が混ざり合って味は著しく劣化します。
どうしても余ってしまい、翌日以降に持ち越す場合の対処法は以下の2択です。
1つは、「即座に加熱調理へ回すこと」です。火を入れることで雑菌の繁殖を断ち切り、後述する「サンガ焼き」として保存容器に入れれば、冷蔵で2〜3日保存可能なお弁当のおかずに変貌します。
もう1つは、「冷凍保存」ですが、解凍して生食することは絶対に避けてください。家庭用冷凍庫の緩慢凍結では魚の細胞壁が破壊され、自然解凍した際に大量のドリップとなって流れ出します。もし冷凍する場合は、1食分ずつラップに空気が入らないようピッチリと包み、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ入れます。解凍後は生で食べず、必ず凍ったままフライパンで焼いて加熱調理として消費してください。冷凍保存期間の目安は約2週間です。
なお、アニサキスリスクについてですが、一般に「包丁で細かく叩けばアニサキスは死滅する」という俗説が流布しています。しかし、包丁の刃が偶然アニサキスの虫体を寸断する確証はどこにもありません。生食する際は、信頼できる鮮魚店で「刺身用(生食用)」として処理・管理されたアジを選ぶか、マイナス20℃以下で24時間以上冷凍された生食用原料を使用することが、食の安全を守る確実な防衛策です。