国立看護大学校と一般大学の違いは?偏差値・学費から就職のリアルまで
国立看護大学校と一般大学の違いは?偏差値・学費から就職のリアルまでについて押さえておきたい 注意点を厳選して解説いたします。
大手予備校の入試動向データによると、国立看護大学校の偏差値は55.0〜57.5前後(河合塾基準)を安定して推移しています。これは国公立大学看護学部の中堅から上位クラス、あるいは首都圏の名門私立看護大学(聖路加国際大学や北里大学など)の併願先・本命先として拮抗する水準です。
近年の実質倍率は一般選抜で約2.5〜3.5倍前後を記録しており、推薦選抜を含めると倍率が4倍近くまで跳ね上がる年度もあります。都立大学や横浜市立大学などの公立看護系志望層が併願してくるケースが多く、見かけの偏差値以上の激戦が繰り広げられます。
一般選抜における入試科目は、独自試験方式が採用されています。国公立大学のように大学入学共通テストで5教科7科目を課される負担がない反面、個別試験での記述力や論述力がシビアに問われます。
- 外国語(英語):医療系の長文読解、語彙力、論理的要約力を問う総合問題。
- 選択科目(数学または国語):数学I・A、あるいは国語(現代文・古文・漢文の出題範囲に注意)。
- 理科:生物基礎・生物、または化学基礎・化学から1科目選択。
- 小論文・面接:医療従事者としての倫理観、協調性、医療時事問題に対する論理的思考力を厳密に評価。
毎年のオープンキャンパスでは、教員や在校生による入試対策ガイダンスや個別相談が実施されます。過去問の出題意図や面接で重視される人間性について直接ヒアリングできるため、受験を検討する家庭にとっては夏休みの参加が必須のステップとなっています。