足首の捻挫テーピング巻き方決定版!一人で劇的固定できる手順とNg例
足首の捻挫テーピング巻き方決定版!一人で劇的固定できる手順とNg例に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。
足首をひねった直後、多くの人が「とにかく強く締め付ければグラつきが止まる」と信じ込み、包帯やテープを力任せに巻きつけてしまいます。しかし、この直感的な処置こそが最も警戒すべきNG行為です。日本整形外科学会や救護現場の臨床データでも、誤ったセルフテーピングによる二次被害が数多く報告されています。
代表的な過誤が、強すぎる圧迫による循環障害と神経障害です。足首周辺には後脛骨動脈や腓骨神経など、足先へ血液と感覚を届ける主要な血管・神経が浅い層を通っています。圧迫が強すぎると、心臓へ血液が戻れなくなる鬱血(うっけつ)が起き、わずか30分から1時間ほどで足の指先が青紫色に変色したり、ピリピリとした激しい痺れが生じたりします。テーピングによる圧迫は、あくまで「皮膚が鬱血しないテンションで、末梢(足先)から中枢(心臓)へ向かって均一に加える」のが医学上の鉄則です。
もうひとつの致命的ミスは、テープを引っ張る方向の間違いです。足首捻挫の大半は、足裏が内側を向く「内返し(前距腓靭帯の損傷)」によって発生します。これを防ぐには、外くるぶし側へ引き上げるテンションをかけなければなりません。ところが初心者が一人で巻く際、手の動かしやすさから「外側から内側へ」テープを引っ張ってしまい、結果として痛めた靭帯をさらに引き伸ばす方向にテンションをかけてしまう事故が頻発しています。方向を誤ったテーピングは、固定具ではなく患部を破壊する拘束具へと変貌します。