ネバーエンディングストーリーの竜ファルコン解剖!犬顔の謎と原作の真実

今注目を集めている ネバーエンディングストーリーの竜ファルコン解剖!犬顔の謎と原作の真実について、多角的な視点を整理して公開しています。

映画『ネバーエンディング・ストーリー』を観た誰もが直感的に感じるのが、「ファルコンはどう見ても大型犬である」という点です。全身を覆うフサフサとした白い毛並み、垂れた耳、大きな黒い鼻、そして撫でられると気持ちよさそうに目を細めて舌を出す仕草は、まさにゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーそのものです。

映画の製作総指揮陣および監督を務めたウォルフガング・ペーターゼンと、特殊効果デザイナーのコリン・アーサーは、観客がスクリーン越しに「乗ってみたい」「抱きしめたい」と直感的に思える究極の親しみやすさを追求しました。西洋のドラゴンが持つ「爬虫類・鱗・炎・恐怖」という古典的な記号を完全に排除し、子どもの精神的シェルターとなる「ペットの愛犬」の要素を極限まで投影したのです。

「可愛い」と「怖い」が同居するネットの反応と心理的要因

一方で、SNSや映画レビューサイトでは「子どもの頃、ファルコンの顔が妙に怖かった」「夢に出てきてトラウマになった」という声も根強く存在します。これには視覚心理学における「不気味の谷現象」が関係しています。

パペット特有の機械的な瞬きやまぶたの動き、人間の歯茎を思わせる口元の構造、そして犬の顔でありながら人間の言葉を重低音で流暢に喋るというギャップが、感受性の強い幼少期の観客に対して「生命体としての違和感」を刺激したためです。愛嬌と奇怪さの境界線上にあるこの独特の造形こそが、40年以上の歳月を経ても色褪せない強烈なアイコン性を生み出した要因といえます。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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