アンナドンナのカラートリートメントは染まらない?白髪・色落ちの真相を徹底解説

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ネット検索で「アンナドンナ エブリカラートリートメント」と入力すると、関連ワードに「染まらない」「白髪」が上位浮上します。このネガティブな噂の正体を突き詰めるには、まずカラー剤の毛髪科学的な分類を理解しなければなりません。カラートリートメントが染まらない理由の約8割は、製品の欠陥ではなく、消費者が抱く「カラーリングへの認識のズレ」に起因しています。

一般的なアルカリ性ヘアカラー(医薬部外品)は、毛髪内部のメラニン色素をアルカリ剤と過酸化水素水で分解(脱色)しながら、内部で酸化染料を重合させて発色させます。これに対し、化粧品に分類されるアンナドンナは脱色作用を一切持ちません。配合されているのは、髪表面のマイナスイオンに電気的に吸着する「塩基性染料」と、キューティクルのわずかな隙間に入り込んで物理的に付着する極小分子の「HC染料」です。

つまり、地毛の黒髪を明るくする力は構造上ゼロです。黒い画用紙の上に青やグレーの透明絵の具を塗っても黒のまま見えるのと同様に、バージンヘアや暗い髪に塗布しても劇的な変化は得られません。「染まらない」と低評価を下しているユーザーの多くは、黒髪がアッシュやミルクティー色に変化することを期待していたケースが目立ちます。

さらにアンナドンナ カラートリートメントと白髪染めの相性問題も深刻です。加齢による白髪はメラニンが存在しないだけでなく、キューティクルが厚く硬いうえに皮脂で弾かれやすい「撥水性」が強くなっています。表面付着型の染料だけでは弾かれて定着しにくく、たとえ色が乗っても「ぼんやりとニュアンスが入る程度」に留まります。一般的な白髪染めのように白髪を完全に漆黒や濃密なブラウンで覆い隠すことは不可能であり、これを理解せずに購入した層が「白髪に効かない」という失望レビューを残しているのが実情です。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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