自家製どくだみ茶の作り方完全版!臭みを消す焙煎と収穫の決定打
自家製どくだみ茶の作り方完全版!臭みを消す焙煎と収穫の決定打に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。
最高品質のどくだみ茶を作る上で、工程以前に成否を分けるのがどくだみの収穫時期です。日本列島の平地において、どくだみが十字形の白い総苞片(花びらに見える部分)を開かせる5月中旬から6月中旬こそが、1年間で唯一の黄金採取期となります。
植物生理学および伝統的な漢方の知見において、植物は開花を迎える直前から開花期にかけて、次世代に生命を繋ぐために葉や茎へ最大限の栄養素と生体防御物質(フラボノイド類や精油成分)を集中させます。開花前の若い時期では葉の厚みが足りず風味が薄くなり、逆に花が散り終わった夏の終わりには茎が木質化して硬くなり、苦味やエグ味が強くなってしまいます。白い花が全体の3割から5割ほど咲き始めたタイミングが、最も香り高く成分が凝縮された収穫の合図です。
また、採取する「場所の安全性」も厳密に評価しなければなりません。どくだみは繁殖力が極めて強く、アスファルトの隙間や側溝の脇などあらゆる場所に自生しますが、車の通りが多い道路沿いのものは排気ガス中の重金属や微粒子物質(PM2.5)を吸着している危険性があります。さらに、公園や管理地では除草剤や殺虫剤が散布されている可能性も否定できません。自家製として口にする以上、化学肥料や農薬の履歴がない自宅の庭の日陰、あるいは土地所有者の許可を得た清浄な里山環境など、土壌の清浄性が担保されたエリアを選別することが不可欠です。