高校野球の試合時間は平均何分?甲子園の2部制・新ルールを徹底解説
高校野球の試合時間は平均何分?甲子園の2部制・新ルールを徹底解説についての最新情報をご紹介します。
試合時間を大きく左右するのが、決着をつけるための特別ルールと試合を途中で打ち切るコールド規定です。高校野球ファンならずとも押さえておきたい最新の運用実態を解説します。
タイブレーク延長規定:延長は何回まで続くのか?
日本高等学校野球連盟(日本高野連)は選手の肘や肩の障害予防、および過度な長時間試合の防止を目的に、2018年春からタイブレーク制度を導入。その後改定を重ね、現在は「延長10回表から無死一・二塁、継続打順」でスタートする方式に一本化されています。
「タイブレークは延長何回まで続くのか」という疑問に対しては、勝敗が決するまで無制限(決着がつくまでイニングを継続)が基本原則です。かつて存在した「延長15回引き分け再試合」という規定は廃止されました。ただし、投手の健康管理として「1週間500球以内」という球数制限が厳格に適用されるため、投手起用が極限に達した場合はサスペンデッドゲーム(翌日以降への試合持ち越し)などの臨時措置が取られる設計となっています。
地方大会と甲子園で異なるコールドゲーム条件
地方大会では、日程の円滑な消化と大差がついた試合での過剰な疲労を防ぐため、以下の点差コールドが適用されます。
- 5回終了時:10点差以上
- 6回・7回・8回終了時:7点差以上
※多くの都道府県連盟において、決勝戦では点差コールドを適用せず9回まで戦う規定を採用しています。
一方、甲子園本大会ではどれほど点差が開いてもコールドゲームは存在しません。点差が20点以上開いたとしても、9回裏終了(後攻がリードしている場合は9回表終了)まで必ず試合が続行されます。なお、降雨や雷などの天災によって試合続行が不可能になった場合、過去は7回成立で降雨コールドとなっていましたが、現在の甲子園では勝敗決定まで後日再開する「継続試合(サスペンデッド)」が原則導入されています。