サッカー日本代表の応援は何て言ってる?定番チャント歌詞と原曲解説

サッカー日本代表の応援は何て言ってる?定番チャント歌詞と原曲解説についての真相をご紹介します。

日本代表戦のスタジアムで響き渡る声援の多くは、世界的な名曲やクラシック音楽、南米のサポーターソングを原曲にアレンジされたものです。ここでは、試合中継で必ず耳にする5大定番チャントの正確な歌詞と、その背景にある音楽的ルーツを紐解きます。

1. 最も有名なキラーチューン「バモスニッポン」

試合開始直後や反撃の狼煙を上げる場面で、スタジアムの手拍子とともに最も激しく歌われるのがこのチャントです。「頼むぞニッポン」や「守れニッポン」と聞き間違えられやすいですが、正しくはスペイン語の「Vamos(バモス=行こうぜ、進め)」を用いています。

【カタカナ歌詞】
バモ ニッポン
バモ ニッポン
バモ ニッポン
バモ ニッポン
(※太鼓のリズムに合わせて)
オーオオ オーオーオー
オオオ オーオオ オーオー
オーオオ オーオーオー
オオオ オーオオ オーオー
(繰り返し)

【原曲と意味】
原曲はヴィレッジ・ピープル(Village People)が1979年に発表し、後にペット・ショップ・ボーイズがカバーして世界的ヒットを記録した『Go West』です。世界中のクラブチームでもサポーターソングとして定着している名旋律であり、代表戦の現場では「立ち止まるな、前に突き進め日本」という力強い後押しとして機能しています。

2. 勝利への凱歌「アイーダ(凱旋行進曲)」

チャンスの場面や得点が入った瞬間、試合終了間際のスタンドを包み込む重厚なチャントが、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ『アイーダ』第2幕に登場する「凱旋行進曲」です。

【カタカナ歌詞】
オーレオレオレオレー
オーレー
オーレー
オーレオレオレオレー
オーレー
オーレー
(繰り返し)

【原曲と意味】
戦いに勝利して帰還した軍隊を称える壮大なクラシック音楽であり、サッカー日本代表では1990年代初頭から定着しています。歌詞自体は世界共通の応援歓声「Olé(オレ)」のみで構成されているため、小さな子どもから年配の観客まで一瞬で声を重ねられるのが特徴です。

3. 前線へボールを運ぶ後押し「カモンニッポン」

相手陣内深くに攻め込み、決定機を作り出したい時間帯にテンポよく歌われるのが「カモンニッポン」です。英語の「Come on(行け、やってやれ)」を連呼し、ピッチ上の選手たちへ推進力を与えます。

【カタカナ歌詞】
カモン ニッポン
ラララララララー
カモン ニッポン
ラララララララー
カモン ニッポン
ラララララララー
ラララララララー
ラララララララー

【原曲と意味】
原曲はスコットランド民謡や軽快なポップスをルーツとするキャッチーなメロディ。歌詞の意味は極めて明快で「さあ行こう日本、ゴールを奪え」というストレートな鼓舞を表しています。「ラララ」のパートではスタンド全体が左右に肩を組んで揺れる場面も多く見られます。

4. 軽快なリズムで選手を鼓舞する「エンターテイナー」

スタジアムの緊張感を解きほぐし、選手たちがリズムよくパスを繋ぐ場面で歌われるのが、ピアノの名曲『ジ・エンターテイナー(The Entertainer)』を原曲とするチャントです。

【カタカナ歌詞】
オオオ オーオーオ
オーオ オーオ オーオ
オオオ オーオーオ
ニッポン! (パン・パン・パン=手拍子3回)
オオオ オーオーオ
オーオ オーオ オーオ
オオオ オーオーオ
ニッポン! (パン・パン・パン)

【原曲と意味】
アメリカの作曲家スコット・ジョプリンが1902年に発表したピアノ・ラグタイムの傑作。軽快なシンコペーションのリズムに合わせて観客が規則正しく手拍子を打つことで、ピッチ全体に小気味よいテンポ感をもたらす応援曲です。

5. 最も根源的な叫び「オレコール&ニッポンコール」

セットプレーの直前や試合の勝負どころで繰り出されるのが、極めてシンプルなコールです。

【カタカナ歌詞】
(太鼓:ドドン・ドドン・ド)「ニッポン!」
(太鼓:ドドン・ドドン・ド)「ニッポン!」
または
オーレー オレオレオレー
ニッポン! ニッポン!

言葉の装飾を一切削ぎ落とし、スタジアムにいる数万人の呼吸を完全に同期させる最も原始的かつ強力な応援形態です。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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