自転車横断帯の標識の意味とは?撤去が進む理由と2026年最新ルール
自転車横断帯の標識の意味とは?撤去が進む理由と2026年最新ルールについて押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。
現在、全国の交差点で自転車横断帯の白線が削り取られたり、標識が撤去されたりする光景が相次いでいます。長年親しまれてきた設備がなぜ減らされているのか、その引き金となったのは警察庁が発出した一連の通達と走行空間整備ガイドラインの見直しです。
最大の理由は、交差点における左折車両と直進自転車の巻き込み事故リスクにあります。自転車横断帯が歩道の延長線上に設置されていると、車道を走るドライバーの死角(左後方)から自転車が高速で交差点に進入することになり、左折巻き込み事故が多発する原因となっていました。
本来、道路交通法において自転車は「車道通行が原則」です。歩道から車道への合流部や交差点手前で自転車を不自然に歩道側へ誘導する構造が、かえって危険を生んでいるとの判断から、警察庁は「車道混在」または「車道端の自転車専用通行帯(自転車レーン)」への誘導へ方針を大きく転換しました。見通しの悪い交差点や、車道走行が定着している路線を中心に、横断帯の積極的な撤去・見直しが進められています。