毒舌の裏に秘めた真の絆!楽太郎と歌丸が築いた笑点黄金時代の光影
毒舌の裏に秘めた真の絆!楽太郎と歌丸が築いた笑点黄金時代の光影を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
画面上のドタバタ劇とは裏腹に、私生活におけるふたりの関係は極めて密接だった。歌丸にとって楽太郎は、流派や一門の枠を超えた愛弟子のような存在であり、楽太郎にとって歌丸は、芸の道しるべとなる偉大な大先輩だった。楽太郎が大きな壁にぶつかった時、真っ先に手を差し伸べ、アドバイスを送ったのは他ならぬ歌丸である。
楽太郎の師匠である五代目三遊亭圓楽が倒れた際にも、歌丸は楽太郎を陰ながら支え続けた。楽太郎が六代目三遊亭円楽を襲名した折には、歌丸が誰よりも喜び、高座での口上でも愛ある毒舌を交えながら祝いの言葉を贈っている。「歌丸師匠がいたからこそ、私は腹黒というキャラクターを全うできた」と、楽太郎は後に述懐している。二人の間に存在したのは、単なる共演者という枠に収まらない、魂で響き合う師弟以上の絆だった。