インクラインベンチプレスが効かない真因!大胸筋上部を狙う最新フォーム
今注目を集めている インクラインベンチプレスが効かない真因!大胸筋上部を狙う最新フォームについて、詳しいまとめをご紹介しています。
インクライン種目を敬遠するトレーニーの多くが口にするのが、「動作中に肩の奥がズキズキ痛む」という悩みです。この肩を痛める原因は、骨格構造を無視した手幅と軌道設定に起因しています。
フラットベンチプレスでは乳頭付近にバーを下ろすのが基本ですが、上体に角度がついたインクラインで同じ位置に下ろそうとすると、腕が下がりすぎて肩甲骨の自然な動きがロックされ、回旋腱板(ローテーターカフ)や肩鎖関節に破壊的なトルクがかかります。一方で、鎖骨の真上など喉元に近すぎる位置へ落とすと、今度は肘が外側に極端に開き、上腕骨頭が前方に突き出る「前方不安定性」を引き起こします。
安全かつ効率的なバーを降ろす位置は、「鎖骨から指2〜3本分下の胸骨上部」です。この位置へ自然にバーを導くためには、以下のチェックポイントを遵守する必要があります。
インクラインベンチプレス 手幅に関しては、ボトムポジション(バーが最も胸に近づいた瞬間)において、前腕が床面に対して完全に垂直となる幅が理想的です。手幅が広すぎると肩関節外旋位での負荷が増大し、逆に狭すぎると上腕三頭筋への関与が勝ってしまいます。バーを強く握り込みすぎず、手掌基部(親指球と小指球を結ぶライン)にバーを乗せ、手首の過度な背屈を防ぐグリップを維持することが重要です。