「結局食べなきゃ痩せる」の真相と罠|代謝崩壊と猛烈リバウンドの科学

今注目を集めている 「結局食べなきゃ痩せる」の真相と罠|代謝崩壊と猛烈リバウンドの科学について、多角的な視点をご紹介しています。

Q1:1日断食(ファスティング)を週末だけ行うのも筋肉が落ちて危険ですか?
A1:24時間程度の単発ファスティングであれば、前後の復食期で十分なタンパク質と電解質を補給していれば致命的な筋喪失は起きにくいとされています。ただし、月曜からの過食の引き金になる場合や、胃腸を休める目的ではなく「前日の暴食を帳消しにするため」に行う心理状態であるなら、悪循環の起点となるため推奨されません。

Q2:全く食べていないのに1週間体重が100gも動かないのはなぜですか?
A2:慢性的なエネルギー不足によるコルチゾール(ストレスホルモン)の上昇が原因です。コルチゾールには抗利尿作用があり、強力に細胞内に水分を溜め込む性質があります。体脂肪自体はわずかに分解されていても、それと同等以上の水分が体内に保持されているため、体重計の数値が変化しない「見かけの停滞期」が発生します。この状態でさらに絶食を強めると代謝破壊が決定的になります。

Q3:食べないダイエットで落ちてしまった基礎代謝は、元に戻せますか?
A3:時間をかければ回復可能です。リバースダイエットと呼ばれる手法を用い、週単位で100〜150kcalずつ炭水化物を中心に摂取カロリーを段階的に増やしていきます。これに週2〜3回の中強度以上のウェイトトレーニングを組み合わせることで、体脂肪の急激な増加を防ぎながら、低下した甲状腺機能と筋肉量を数カ月かけて正常値へと再建していきます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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