イエリッチの侍ジャパン入りは可能?日系ルーツとWbc出場資格の真相
イエリッチの侍ジャパン入りは可能?日系ルーツとWbc出場資格の真相について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。
WBCの日系選手招集において、最も重要な判断基準となるのがWBC組織委員会(WBCI)が定める代表資格ルールです。一般的にWBCは他競技の国際大会よりも国籍条件が柔軟とされていますが、満たすべき明確なラインが存在します。
公式規定における主な選出資格は以下の通りです。
・本人が当該国の市民権(国籍)を保持している
・本人が当該国で出生している
・父母のいずれか1人が当該国の国籍を保持している、または保持資格がある
・父母のいずれか1人が当該国で出生している
・本人が当該国の永住権を所持している
2023年大会で出場したラーズ・ヌートバーは、母親の久美子さんが日本国籍を持つ日本人であるため、上記条件の「父母の国籍・出生地」をクリアしていました。一方でイエリッチの場合、日本人ルーツを持つのは「祖父母」の世代であり、母親自身はアメリカ生まれのアメリカ市民です。サッカーのFIFA規定など一部競技で採用されている「祖父母ルール(祖父母の出生国)」は現行のWBCでは認められておらず、この1世代の差が出場資格の有無を分ける決定打となっています。