団塊の世代とは?2026年現在の年齢と特徴、社会激変の真相に迫る
団塊の世代とは?2026年現在の年齢と特徴、社会激変の真相に迫るの背景について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
インターネット上の掲示板やSNSでは、「団塊の世代は右肩上がりの好景気の恩恵を一身に受け、退職金と手厚い年金で悠々自適に暮らす逃げ切り世代だ」という激しい世代間批判が散見されます。しかし、一次統計を丹念に洗い直すと、その画一的なイメージは実態と大きく乖離しています。
第一の盲点は、「世代内格差の凄まじさ」です。団塊の世代は大企業のエリートサラリーマンばかりではありません。中小零細企業で身を削った労働者や、自営業者、農業従事者も極めて多く含まれています。厚生年金を長年積み立てて月20万円前後の給付を得ている層が存在する一方で、自営業などで国民年金のみを受給し、月額6万〜7万円程度で暮らす高齢単身者、とりわけ配偶者と死別した単身女性の相対的貧困率は極めて高い水準にあります。
第二の盲点は、「子供世代を経済的に支え続けている家庭内リスク」です。就職氷河期を直撃され、非正規雇用から抜け出せなかった団塊ジュニアの子供と同居し、自らの年金で中年期の子の生活を養う「8050問題(80代の親が50代の無職・引きこもりの子を養う構図)」の当事者となっている世帯が少なくありません。親が倒れた瞬間に家庭全体の生活が破綻するリスクを抱えており、「逃げ切り」どころか背水の陣を強いられている世帯が確実に存在します。