24時間テレビは嘘だらけ?高額ギャラや着服事件の真相と偽善批判の病理
24時間テレビは嘘だらけ?高額ギャラや着服事件の真相と偽善批判の病理の重要なポイントについて、専門知識を取りまとめてご紹介します。
番組に対する風当たりの強さの象徴が「24時間テレビ ギャラ問題」です。毎年夏になると週刊誌やネットニュースで「出演者ギャラ一覧」と銘打たれた推定金額が飛び交います。
大手週刊誌(『週刊文春』『週刊新潮』等)が過去に報じた推定額によれば、メインパーソナリティを務める人気アイドルグループにはグループ全体で1,000万〜5,000万円、総合司会のアナウンサーや大物タレントには500万〜1,000万円、チャリティマラソンランナーには1,000万円前後の出演料が支払われているとされています。日本テレビ側は一貫して「制作費の詳細については公表していないが、チャリティの趣旨に賛同いただき、拘束時間や拘束条件に見合った経費・謝礼をお支払いしている」という主旨の回答を繰り返しており、出演者が完全な無償ボランティアではないことを実質的に認めています。
ここで比較対象となるのが、海外の代表的なチャリティ番組です。イギリスBBCの『Children in Need』やフランスの『テレソン(Téléthon)』では、ハリウッドスターや世界的なミュージシャンが無報酬(完全ノーギャラ)で出演することが鉄則とされています。それどころか、セレブリティ自身が自腹で巨額の寄付を行う姿が当たり前のように放送されます。
日本テレビ側の言い分としては、「民放テレビ局である以上、スポンサー企業から広告費を集めて番組を制作し、ビジネスとして成り立たせなければ放送枠を維持できない」「24時間拘束される出演者やスタッフに正当な労働対価を支払わなければ労基法上も問題になる」という論理があります。しかし、視聴者の目には「自分たちはポケットマネーを寄付しているのに、出演者は高額な報酬を受け取り、感動の涙を流している」という構図が、耐え難い欺瞞として映るのです。