カフェ&バーが2026年に大注目の理由とは?昼夜二刀流の真価と裏側
カフェ&バーが2026年に大注目の理由とは?昼夜二刀流の真価と裏側について徹底解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
外食業界への参入や開業希望者の間で頻繁に混同されるのが、法令上の営業許可と内装デザイン設計の落とし穴です。
ネット上の情報では「飲食店営業許可さえあれば深夜までお酒を出せる」と誤認されがちですが、日本の風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)において、午前0時以降に酒類をメインで提供する場合、「深夜酒類提供飲食店営業」の届出が必須となります。
この届出を受理されるためには、以下のような厳格な立地・構造要件をクリアしなければなりません。
- 用途地域の制限:第一種低層住居専用地域などの住居系地域では営業不可。商業地域や近隣商業地域などに限定される。
- 客室構造の規制:客室内に1メートルを超える見通しを遮る仕切り(高いパーテーションや背もたれ)を設けてはならない。
- 照度基準:客室内の照度が「20ルクス以上」保たれている必要がある。
「夜はお洒落な暗がりでプライベート感を演出したい」と個室や背の高いソファを設置すると、深夜営業の届出が通らないという事態に陥ります。昼の採光を活かした開放的なカフェ空間と、夜の基準を満たしたバー設計を両立させる照明・レイアウト設計こそが、プロの設計士とオーナーが最も頭を悩ませるポイントです。