さんまの塩焼きをグリルで極める!網にくっつく原因とプロ直伝の焼き時間
さんまの塩焼きをグリルで極める!網にくっつく原因とプロ直伝の焼き時間の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
家庭用ガステーブルやビルトインコンロのグリルには、上部バーナーのみの「片面焼き」と、上下から同時に加熱する「両面焼き」が存在します。熱源の配置が異なれば、熱対流のスピードも身へのストレスも全く異なるため、それぞれに応じた時間配分を把握しておく必要があります。
まず把握すべきは、さんまの塩焼きにおけるグリルの焼き時間の基本原則です。両面焼きグリルは上下から加熱するため、途中で魚を動かす必要がありません。上火を強め、下火を弱めに設定し、8分前後で焼き上げるのが理想的です。途中で扉を開けて庫内温度を下げないことが皮をパリッと仕上げるポイントになります。
一方、片面焼きグリルを採用している家庭では、「ひっくり返すタイミング」が成否を分けます。盛り付けたときに上になる「表側(頭を左、腹を手前に置いた面)」から先に焼き始めます。盛り面を約6分焼き、皮にしっかりと香ばしい焦げ目がついて身の芯まで熱が通った段階で初めて裏返します。このとき、フライ返しの上に魚を滑らせるように乗せ、菜箸で優しく支えながら回転させると、皮破れや身割れを防ぐことができます。裏面はすでに余熱が回っているため、3〜4分焼けば十分です。
後片付けの手間を最小限に抑えたい場合は、シリコン加工が施された魚焼き専用アルミホイルの焼き方が頼りになります。一般的なアルミホイルをそのまま敷くと脂が溜まって揚げ焼き状態になり、煙の原因にもなります。ホイルを一度軽くクシャクシャにしてから広げて凹凸を作り、さんまを乗せることで、溝に余分な脂が落ち、皮が直接脂に浸るのを防ぎます。直火の遠赤外線には劣るものの、焦げ付きのない美しい仕上がりを手軽に得られます。