なぜ神田と人形町で味が違う?「志乃多寿司」3大名店の秘密と真相を徹底比較

なぜ神田と人形町で味が違う?「志乃多寿司」3大名店の秘密と真相を徹底比較についての最新情報をご紹介します。

ファンが最も熱狂する議論が「神田派か、人形町派か」という味の違いです。両者を並べて実食すると、油揚げの煮汁の配合、酢飯の具材、さらには口当たりに至るまで明確な個性があることが分かります。

神田志乃多寿司のいなり寿司は、濃厚でジューシーな甘辛さが際立ちます。最大の特徴は、酢飯に刻んだハス(蓮根)が混ぜ込まれている点です。甘辛く炊き上げられた油揚げを噛み締めた瞬間、じゅわっと広がる濃厚なコクと、シャキシャキとした蓮根の小気味よい食感のコントラストが見事な一体感を生み出しています。また、酢飯の酸味がしっかり効いており、後味は驚くほど軽やかです。

対する人形町志乃多寿司は、創業時の江戸前の味を愚直に守り抜くストレートな仕上がり。揚げは長年継ぎ足された秘伝のタレでじっくりと煮詰められ、角のないまろやかな甘みが米一粒一粒に染み渡ります。酢飯には蓮根を入れず、胡麻やシンプルな合わせ酢で米本来の旨味を引き立てるため、出汁と油揚げの芳醇な余韻をじっくり楽しみたい層から絶大な支持を集めています。

なお、浅草志乃多寿司は下町情緒を色濃く残す、やや醤油の立ったキリッとした甘辛さが持ち味です。三者三様の職人技が光る仕込みこそが、食べ比べの醍醐味と言えます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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