井上陽水の名曲『氷の世界』歌詞の真相とは?ロンドン録音の衝撃秘話を徹底解説
井上陽水の名曲『氷の世界』歌詞の真相とは?ロンドン録音の衝撃秘話を徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
『氷の世界』というアルバムの恐ろしさは、表題曲の爆発力だけに依存していない点にあります。全13曲のトラックリストは、ロンドン録音の楽曲と国内録音の楽曲が巧みに織り交ぜられ、驚くべき多様性と完成度を誇っています。
ロンドン録音組には、オープニングを飾る「あかずの踏切り」や狂気をはらんだファンク「氷の世界」、室内楽的な美しさを湛える「つめたい部屋の世界地図」などが並びます。一方の国内録音組には、細野晴臣(ベース)、高中正義(ギター)、深町純(キーボード)といった、日本の黎明期ニューミュージック・ロック界を背負って立つ天才たちが集結していました。
特に、陽水最大のヒットシングルの一つとなった「心もよう」や、RCサクセションの忌野清志郎との共作によって生まれた「帰れない二人」「待ちぼうけ」は、切なく胸を締め付けるメロディと陽水の唯一無二の歌唱が頂点に達した傑作です。毒気と叙情性、海外の一流セッションと国内トップミュージシャンの感性が1枚の盤面で見事に調和しています。