日本最大級の村野浄水場!枚方に巨大拠点が築かれた真相と水質技術
日本最大級の村野浄水場!枚方に巨大拠点が築かれた真相と水質技術にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
村野浄水場で作られた高品質な水は、どこへ届けられているのでしょうか。大阪広域水道企業団は、府内42自治体(大阪市を除くほぼすべての市町村)に対して水道用水を卸供給する「水道用水供給事業」を展開しています。北摂地域から東部大阪、南河内、泉州地域に至るまで、府内全域の水道蛇口の基盤を村野浄水場が支えています。
しかし、巨大インフラであるがゆえの宿命も抱えています。高度経済成長期に集中的に整備された各施設は稼働から半世紀近くが経過し、設備の老朽化と大規模地震への備えが喫緊の課題となっている点です。
現在進行している「村野浄水場 施設更新・耐震化プロジェクト」では、30年以内に高確率で発生すると予測される南海トラフ巨大地震や直下型地震に耐えうる強靭化が進められています。浄水池や配水幹線の耐震補強工事はもちろん、万一の停電時にも稼働を継続できるよう自家発電設備の増強や系統の多重化が図られています。さらに、主要な送水管の二重化(ループ化)を推し進めることで、一部のラインが損傷しても大阪府内の給水を途絶えさせないバックアップネットワークが構築されつつあります。