男性乳がんの画像と初期症状|しこり・分泌物の見分け方と最新治療

男性乳がんの画像と初期症状|しこり・分泌物の見分け方と最新治療に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

男性乳がんの治療成績は、病理学的には同年代・同ステージの女性乳がんと同等であることが日本乳癌学会などの各種臨床統計で示されています。しかし、前述の通り発見が遅れがちなため、初診時の平均ステージが女性より高い傾向があります。

日本における男性乳がん生存率ステージ(5年相対生存率)の目安は以下の通りです。

・ステージI(腫瘍2cm以下、リンパ節転移なし):約95%以上
・ステージII(腫瘍2〜5cmまたは少数のリンパ節転移):約85〜90%
・ステージIII(大胸筋や皮膚へ浸潤、広範なリンパ節転移):約60〜70%
・ステージIV(骨・肺・肝臓など遠隔臓器への転移):約20〜30%

男性乳がんの発症要因において、近年注目されているのが遺伝的素因です。特に男性乳がん遺伝子変異BRCA、とりわけ「BRCA2」遺伝子の病的バリアントを保持している場合、男性であっても生涯の乳がん発症リスクが通常(約0.1%)の数十倍から100倍近く(約6〜8%)まで跳ね上がります。

血縁者に若年性乳がん、卵巣がん、あるいは男性乳がんを発症した家族がいる場合は、「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」の可能性を視野に入れ、遺伝カウンセリングや遺伝学的検査を検討することが推奨されます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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