歳とともに生理痛が重くなる理由とは?年代別の原因と受診サインを解説
歳とともに生理痛が重くなる理由とは?年代別の原因と受診サインを解説とはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:20代前半までは軽かった生理痛が、30代になって急に重くなるのは病気ですか?
A1:病気の可能性が極めて高いと考えられます。加齢とともに生理痛が悪化する場合、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などの器質性疾患が発症しているケースが多数を占めます。放置すると病巣が広がり不妊の原因にもなるため、早めの超音波検査をおすすめします。
Q2:市販の鎮痛剤を毎月飲み続けると、身体に耐性がついて効かなくなりますか?
A2:一般的にロキソプロフェンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬に薬物耐性(効かなくなる性質)はありません。薬が効かなくなったと感じる場合、薬への慣れではなく、子宮内膜症などの病気自体が進行して痛みのレベルが増大していることが主な原因です。
Q3:40代後半の激しい生理痛は、閉経すれば治まるから我慢しても大丈夫ですか?
A3:我慢して放置するのは大変危険です。閉経すれば女性ホルモンの分泌低下により病巣は縮小傾向に向かいますが、閉経直前まで過多月経による重篤な貧血や激痛に苦しむことになります。また、卵巣のチョコレート嚢胞はごく稀に閉経前後で癌化(卵巣がん)するリスクもあるため、定期的な婦人科管理が不可欠です。