日本語が通じる国ランキング2026!公用語の島から安心の旅行先まで

日本語が通じる国ランキング2026!公用語の島から安心の旅行先までを詳しくリサーチ! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

「日本以外に日本語が公用語の国はあるのか」という問いに対し、法的な事実として挙げられるのが太平洋に浮かぶ島国パラオ共和国のアンガウル州(Angaur State)です。日本国内の日本国憲法には「日本語を公用語とする」という明文規定が存在しないため、法的な条文上において日本語を公用語と定めているのは、実質的に世界でアンガウル州憲法のみという極めて珍しい状況が生まれています。

アンガウル州憲法第12条第1項には、公用語としてパラオ語、英語、日本語の3言語が明確に明記されています。この条文が制定された背景には、第一次世界大戦後の1914年から約30年間に及んだ大日本帝国による委任統治時代の歴史が存在します。当時、リン鉱石の採掘拠点として栄えたアンガウル島には多数の日本人が移住し、学校教育を通じて現地住民への日本語教育が徹底して行われました。

ただし、現地取材や公的記録に基づく客観的な実態として、現在アンガウル島で日常的に日本語が飛び交っているわけではありません。島内の常住人口は100人前後まで減少しており、日常会話の主流はパラオ語と英語です。かつて日本語教育を受けた世代の高齢化が進んだ現在、この規定は「歴史的な友好関係と先人への敬意を象徴する法的モニュメント」としての側面が色濃くなっています。それでもなお、国旗のデザインや文化的な親和性を含め、島民の対日感情が極めて良好である事実に変わりはありません。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest