認知症を公表した芸能人の現在と介護の実態|闘病の軌跡と施設療養の今
認知症を公表した芸能人の現在と介護の実態|闘病の軌跡と施設療養の今の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
ひとくちに認知症といっても、原因となる脳の変性によって症状や経過は大きく異なります。メディアで闘病が報じられるケースの多くは「アルツハイマー型」と「レビー小体型」に大別されます。
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アルツハイマー型認知症は全体の半数以上を占め、直前の記憶が抜け落ちる「記憶障害」から始まるのが一般的です。これに対し、蛭子能収さんなどが患うレビー小体型認知症は、初期から「実際にはいない人や動物が鮮明に見える」という幻視や、手足が震えて小刻みにしか歩けなくなるパーキンソン症状が現れやすいという明確な違いがあります。
エッセイストの安藤和津さんは、実母の壮絶な介護体験を綴った著書の中で、母の暴言や徘徊といった周辺症状(BPSD)に直面し、自身が重度の「介護うつ」に追い込まれた経験を告白しています。こうした著名人たちの闘病記は、医療知識の提供にとどまらず、「介護者が一人で抱え込むことの危険性」を訴える貴重な警鐘となっています。