警察官の階級全9段階と年収・出世の実態!キャリアとの違いを徹底解剖

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警察組織における最大の特徴は、採用区分による決定的なトラック(進路)の違いです。警察官の採用ルートは、国家公務員総合職試験を通過した「キャリア(警察官僚)」、国家公務員一般職の「準キャリア」、そして各都道府県警察が独自に実施する採用試験を突破した「ノンキャリア」の3つに明確に分かれています。

キャリア組は採用直後から「警部補」の階級が付与され、警察大学校での初任研修を終えるとわずか数年で「警部」、20代後半には「警視」へと自動的に昇任します。30代前半には大規模警察署長(警視正)や都道府県警本部の要職を歴任し、最終的には警察庁長官や警視総監、警察庁局長クラスへの登竜門を駆け上がります。

一方、全警察官の98%以上を占めるノンキャリア組は、全員が最下位の「巡査」からスタートします。ノンキャリア組が出世するためには、厳格な昇任試験を一つずつ突破していかなければなりません。どれほど現場で卓越した検挙実績を上げても、昇任試験に合格しなければ階級は上がらず、定年退職時の大半は警部補または警部にとどまります。

ノンキャリア組が到達できる最高峰の階級は「警視長」ですが、これは数万人に1人という極めて異例な大出世例です。大多数の現場警察官にとって、署長を務められる「警視」や、国家公務員身分となる「警視正」への昇任が実質的な生涯目標の頂点となります。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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