チューリップ花後の手入れ完全版!葉を切らない理由と来年咲かせる保存術
チューリップ花後の手入れ完全版!葉を切らない理由と来年咲かせる保存術の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。
Q1:花が終わった後の茎はどこで切るのが正解ですか?
A1:一番上の花びらが付いていた付け根(花首の直下)で折り取るか切り落とします。茎や葉は光合成を行い、地下の球根へ養分を送り届ける重要な器官であるため、緑色の部分は可能な限り長く残してください。
Q2:プランターのチューリップを掘り上げず、そのまま放置したらどうなりますか?
A2:一般的な大輪系園芸品種の場合、夏場の高温と梅雨の過湿によって鉢内の球根が腐敗し、秋までに溶けて消えてしまう確率が7割を超えます。また、生き残った場合でも翌春は小さな葉が出るだけで花が咲かない現象(ブラインド)が多発します。原種系を除き、掘り上げて冷暗所で保管することを強く推奨します。
Q3:掘り上げた球根に小さい子球がたくさんついていますが、これも来年咲きますか?
A3:直径3cm未満の小さな子球は、花芽を作るだけの栄養が蓄積されていないため翌春は開花しません。翌年も確実に咲かせたい場合は、直径3cm以上・重量25g以上の丸々と太った主球(親球)を選別して保管してください。子球は別の育成スペースで1〜2年間施肥管理を続ければ開花サイズまで育ちます。
Q4:球根を消毒しないと必ず腐ってしまいますか?家庭にあるもので代用できますか?
A4:必ず腐るわけではありませんが、土壌菌による青カビ病や乾腐病の発症リスクが高まります。専用の殺菌剤(ベンレート等)がない場合は、掘り上げ後に水洗いして泥を完全に落とし、キッチンペーパー等で水気を拭き取った後、風通しの良い日陰で扇風機の風を当てて急速に完全乾燥させることでリスクを大幅に低減できます。
Q5:葉がまだ青いですが、花壇の次の花を植えたいので掘り上げてもいいですか?
A5:葉が青いうちに掘り上げると光合成が強制終了し、球根は太れません。どうしても花壇を空けたい場合は、根鉢を崩さないように深くスコップを入れて土ごと掘り上げ、スリット鉢や裏庭の仮植えスペースに植え直して、葉が枯れるまで水やりを継続する「仮植え(かしょく)」という手法をとることで球根を太らせることが可能です。