ラムゼイハント症候群の初期症状と原因!治る確率と後遺症を防ぐ治療法
ラムゼイハント症候群の初期症状と原因!治る確率と後遺症を防ぐ治療法に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
突発的に発生する顔面神経麻痺の原因として、ベル麻痺に次いで多く見られるのがラムゼイハント症候群です。発症の背景には、子供の頃にかかった「水ぼうそう(水痘)」の病原体である水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化が深く関わっています。
水ぼうそうが治癒した後も、ウイルスは完全に体から消滅するわけではありません。頭蓋骨の内部にある神経節(特に側頭骨内の膝神経節)に長年にわたって潜伏し続けます。普段は人体の免疫力によって活動が抑え込まれていますが、強烈な肉体疲労、精神的ストレス、睡眠不足、加齢、あるいは大病による免疫力低下を契機にウイルスが再び増殖を開始します。
再活性化したウイルスが顔の表情を司る「第7脳神経(顔面神経)」および聴覚・平衡感覚を司る「第8脳神経(内耳神経)」を攻撃することで、神経線維が急激に炎症を起こして膨張します。側頭骨の細い骨トンネル(顔面神経管)の中で腫れ上がった神経が圧迫血流障害を起こし、神経麻痺と激しい神経痛が引き起こされる仕組みです。