関ジャニ安田章大の現在と闘病の軌跡|青い眼鏡の理由と表現者の魂

関ジャニ安田章大の現在と闘病の軌跡|青い眼鏡の理由と表現者の魂の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

安田章大が直面した病魔の現実は、想像を絶するものでした。発端は2017年2月、極度の立ちくらみや体調不良をきっかけに医療機関を受診したところ、脳の保護膜である髄膜から発生する良性腫瘍「髄膜腫(ずいまくしゅ)」が発見されたことでした。腫瘍の大きさは野球ボール大(約8cm)にも達しており、放置すれば命に関わる危機的状況だったと後に本人が告白しています。

約12時間に及ぶ大手術は無事に成功したものの、本当の過酷な試練は術後の日常生活で待ち受けていました。開頭手術に伴う脳への刺激や視神経への影響から、強い立ちくらみや平衡感覚の乱れが頻発。手術から約1年が経過した2018年4月9日、自宅で立ちくらみにより転倒し、背中と腰を強打して「胸椎・腰椎の圧迫骨折」という全治3カ月の重傷を負う事態に見舞われました。

当時、関ジャニ∞はメインボーカルであった渋谷すばるのグループ脱退・ジャニーズ事務所退所という激震に見舞われていました。2018年4月15日に行われた脱退発表の記者会見の場に安田の姿はなく、当初は「自宅での転倒による打撲」とだけ発表されていました。しかし実際には、骨折によって車椅子生活を余儀なくされ、立ち上がることすら困難な状態だったのです。ファンに過度な動揺を与えないよう配慮しつつ、同年の7月にようやく「前年の脳腫瘍摘出」と「それに伴う圧迫骨折」という一連の経緯が所属事務所から公表されました。

後に放送されたTBS系『サワコの朝』において、安田は術後に顔が腫れ上がって別人のようになった当時の自分を振り返り、「自分でも最高におもろいなと思って写メを撮りまくっていた」とユーモアを交えて述懐しています。一方で、日本テレビ系『ANOTHER SKY』では「ひどく憎いですけどね、過去の経験は」と涙を滲ませながら語る場面もありました。決して平坦ではなかった絶望の淵から、彼は持ち前の精神力と周囲への思いやりで這い上がってきたのです。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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