安全地帯『清く正しく美しく』に隠された衝撃の真相とは?玉置浩二が込めた祈り

安全地帯『清く正しく美しく』に隠された衝撃の真相とは?玉置浩二が込めた祈りについて押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

本作の誕生を語る上で欠かせないのが、安全地帯の復活経緯と当時の日本を取り巻く社会情勢です。バンドは2010年、シングル『蒼いピエロ』とアルバム『安全地帯XI ☆Starts☆「またね…。」』を引っ提げて本格的な再始動を果たしました。しかし、その直後のツアーでは玉置浩二の体調や奔放な言動が一部メディアでセンセーショナルに報じられるなど、決して平坦な道のりではありませんでした。

そうした波乱を乗り越え、バンドが次なる音楽的深化へと向かっていた2011年3月11日、東日本大震災が発生します。日本全体が深い悲しみと喪失感に包まれる中、玉置浩二は自身の存在理由を音楽による「癒やしと再生」へと完全にシフトさせました。公式発表や当時の音楽関係者の証言によると、玉置は寝食を忘れるようにしてアコースティックギターを爪弾き、人々の痛みを包み込むためのメロディと詩を模索し続けたとされています。

こうして結実したのが、通算28枚目シングル『清く 正しく 美しく』(2011年9月14日リリース/USM JAPAN)でした。同年9月28日に発売された12作目のスタジオアルバム『安全地帯XII』の先行シングルとしても位置づけられた本作は、派手なギミックを一切排除し、玉置浩二の圧倒的な声のダイナミクスとメンバーの円熟したアンサンブルだけで構築された、極めて純度の高いバラードとなっています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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