地球上の最大マグニチュードは?限界値M10の真実と巨大地震の脅威
地球上の最大マグニチュードは?限界値M10の真実と巨大地震の脅威とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:マグニチュードが0.2増えるだけで、被害は大きく変わるのですか?
A1:はい、大きく変わります。マグニチュードは対数計算であるため、Mが0.2増えるとエネルギーは約2倍に達します。例えば「M8.0」と「M8.2」では、後者の方が2倍の破壊エネルギーを持ちます。数値上のわずかな差であっても、断層の破壊規模や発生する津波の高さには決定的な違いが生じます。
Q2:マグニチュードにマイナスの値は存在するのでしょうか?
A2:理論的にも観測上も存在します。マグニチュードは地震のエネルギー量をもとに計算されるため、極めて微小なエネルギー(人が感じない微小地震や人工的な振動など)を計算式に当てはめると、0未満のマイナス数値(例:M-1.0など)になります。マグニチュードの基準点「0」はエネルギーがゼロという意味ではなく、計算式の定義上の基準値にすぎません。
Q3:気象庁の発表するマグニチュードが後から修正されるのはなぜですか?
A3:地震発生直後は迅速な避難を最優先するため、震源に近い地震計の振幅データをもとに気象庁マグニチュード(Mj)の速報値を算出します。その後、日本全国および世界中の地震波形データを集約し、震源断層のすべり量などを詳細に解析してモーメントマグニチュード(Mw)を含む精緻な確定値へと改定するため、数値が修正されることがあります。