ハウス桃太郎の育て方と特徴を徹底解剖|甘いトマトを育てる秘訣
ハウス桃太郎の育て方と特徴を徹底解剖|甘いトマトを育てる秘訣の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
家庭菜園でトマトの人気品種を語る上で外せないのが、タキイ種苗の桃太郎トマトシリーズです。1980年代に登場した初代桃太郎は、それまで「青いうちに収穫して輸送中に赤くする」のが常識だった日本の流通を「樹上で赤く熟してから出荷する」スタイルへと変革させました。その進化版として登場したハウス桃太郎の特徴は、日本の気候環境に徹底して適応させた高い栽培安定性にあります。
もも太郎ハウスと呼ばれるこの品種は、果重約210〜220gのふっくらとした豊円形で、果肉がしっかり詰まっているため日持ちに優れています。また、萎凋病(レース1・レース2)、半身萎凋病、トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)などの土壌病害に対して広範な耐病性(抵抗性)を備えており、連作障害の起きやすいハウス環境でも安定した収量が期待できる設計です。
何よりも栽培者を惹きつけるのが、安定した糖度とコクのある食味です。一般的な大玉トマトが糖度4〜5度程度に留まる中、適切な管理を行えば糖度6〜7度以上を狙えるポテンシャルを持ち、しっかりとした酸味とのバランスによって昔ながらの濃厚なトマトの風味を堪能できます。