熱は下がったのに咳が止まらない!インフル後の原因と咳喘息対策
熱は下がったのに咳が止まらない!インフル後の原因と咳喘息対策にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
インフルエンザ後の咳を見極める上で、痰(たん)の状態は極めて重要な臨床情報となります。
コンコンという乾いた咳(乾性咳嗽)ではなく、ゴホゴホと「痰が絡む湿性咳嗽」が続き、痰の色が黄色や緑色を帯びている場合、ウイルスで荒れた粘膜に細菌が二次感染を起こしている可能性が高まります。インフルエンザ罹患後は免疫力が一時的に低下しているため、肺炎球菌やインフルエンザ菌(ウイルスとは別の細菌)による気管支炎や二次性肺炎を併発しやすいのです。
また、若年層を中心に流行しやすいマイコプラズマ肺炎との鑑別も欠かせません。マイコプラズマ肺炎は初期には乾いた激しい咳が特徴で、インフルエンザの回復期と重なって見過ごされるケースがあります。発熱が再びぶり返したり、胸の痛みや全身の倦怠感が強い場合は、レントゲン検査や迅速抗原検査による正確な鑑別が必要です。