藤原紀香の結婚式神社はどこ?生田と上賀茂を選んだ理由と衣装の真相
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2016年9月、世間の耳目を再び集めたのが、歌舞伎界の花形である片岡愛之助との神前式でした。選ばれたのは、世界文化遺産にも登録されている京都最古の神社の一つ、上賀茂神社(賀茂別雷神社)です。
この上賀茂神社挙式の理由について、当時の一部週刊誌は「派手好きの紀香主導」と書き立てましたが、実態は全く異なります。上賀茂神社は、愛之助が所属する松嶋屋をはじめ上方歌舞伎とも深い所縁があり、愛之助自身が日頃から祈願に訪れていた崇敬神社でした。夫の出自と信仰を最優先に立てた選択だったのです。
境内の朱塗りの楼門前、愛之助の甥である片岡千之助らが参列するなか、約80人の報道陣と約600人の一般客が見守る花嫁行列で披露されたのが、息をのむほど優美な豪華白無垢でした。
この白無垢は、人間国宝級の友禅作家・秋山章氏が手がけた特注品で、製作期間に約1年半を費やした至高の逸品です。愛之助の定紋である「追っかけ五枚銀杏」が金糸で精巧に織り込まれ、裾には愛之助の屋号にちなんだ松の刺繍と、紀香を象徴する艶やかな百合の花がグラデーションで施されていました。伝統を重んじつつも、夫の家柄を徹底的に立てるという「梨園の妻としての覚悟」が、その衣装の一針一針に込められていたのです。