ミッドライフクライシスとは?中年の危機の正体と40代50代の乗り越え方
ミッドライフクライシスとは?中年の危機の正体と40代50代の乗り越え方の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
ネット上の掲示板やSNSでは、ミッドライフクライシスに苦しむ生の声が日々吐露されています。
大手IT企業で課長職を務める47歳男性は、自らの手記で次のように述懐しています。
「年収は1,000万円を超え、マイホームも手に入れた。だが毎朝駅のホームに立つと『自分は一体誰の人生を生きているのか』という猛烈な吐き気に襲われた。同僚の昇進通知を見るたびに心臓が激しく波打ち、衝動的に退職代行サービスを検索する日々が半年続いた」
また、子ども2人を大学へ送り出した51歳女性は知恵袋の投稿でこう告白しています。
「洗濯物の数が減り、夫と2人きりのリビングに沈黙が流れたとき、背筋が凍るような孤独を感じた。ホットフラッシュで身体が火照る中、自分という存在が社会から完全に消滅したような絶望感で涙が止まらなくなった」
ここで重要なのは、「ミッドライフクライシス」と「うつ病」「更年期障害」の混同を避けることです。多くの人が「単なるメンタルの弱さ」と自己診断して適切な処置を怠っています。
【うつ病・更年期障害との違いの基準】
- ミッドライフクライシス:「生き方」「人生の選択」「自己実現」に対する哲学的・心理的な葛藤が中心。休日は趣味に没頭できたり、環境が変われば一時的に活力を取り戻すケースが多い。
- 大うつ病(臨床的うつ):脳内の神経伝達物質の不均衡による疾患。何をしても楽しめない(アヘドニア)、朝起き上がれない、2週間以上続く重度の不眠や食欲不振、死にたい感情(希死念慮)が伴う。こちらは精神科・心療内科での薬物療法が最優先となります。
- 更年期障害(身体・メンタル):性ホルモンの急激な減少による自律神経失調症状(発汗、動悸、めまい、イライラ)。婦人科や泌尿器科でのホルモン補充療法(HRT)や漢方薬で劇的に改善する場合があります。