読売新聞のお悔やみ欄はネット無料閲覧できる?一般人掲載基準と料金の真相

読売新聞のお悔やみ欄はネット無料閲覧できる?一般人掲載基準と料金の真相とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

数年前、あるいは数十年前の親族や知人の訃報を確認したい場合、ネットの簡易検索窓に名前を打ち込んでも目的の情報に辿り着くことは困難です。体系的に過去のお悔やみ記事・バックナンバー検索を成功させるための実践的アプローチが存在します。

最も網羅性が高く確実なのが、読売新聞社が提供する公式データベース「ヨミダス(読売新聞記事データベース)」の活用です。明治7年(1874年)の創刊号から昨日発行された最新紙面まで、数千万件に及ぶ記事を蓄積しています。個人で契約すると相応の月額利用料が発生しますが、全国の都道府県立中央図書館や政令指定都市の主要公立図書館、大学図書館の多くが「ヨミダス」を法人導入しています。図書館の調査・相談窓口(レファレンスカウンター)で申請すれば、端末を使って無料で検索・閲覧・プリントアウト(印刷実費のみ)が可能です。

ヨミダスを検索する際のプロのテクニックは、「故人のフルネーム」に加えて「享年」「遺族の姓」「地域名」を掛け合わせることです。また、地域面のお悔やみ欄はテキストデータ化されていない年代もあるため、その場合は紙面画像検索機能を使って発行日の地域面紙面を直接目視確認します。

2つ目の手法は、読売新聞縮刷版での訃報調べ方です。1か月分の全紙面をA4サイズ程度に縮小して1冊の本に綴じた「読売新聞縮刷版」は、大型図書館に半永久的に保管されています。巻頭に詳細な「総索引(政治・経済・社会・人名)」が収録されており、著名人であれば人名索引から掲載日とページを即座に特定できます。一般市民の場合は索引に載らないため、戸籍謄本や除籍謄本で割り出した「正確な死亡年月日」を起点に、逝去後2日〜5日程度の地域面紙面をめくっていく作業が王道のアプローチとなります。

3つ目の裏技は、地方特化型の訃報ポータルや自治体の広報紙アーカイブとの連携です。読売新聞単体で記録が見つからない場合でも、同日に情報発信された地方紙(ブロック紙・県紙)のバックナンバーや、市町村の公式ウェブサイトに保管されている広報紙の「おくやみページ」をクロス検索することで、確証を得られる確率が飛躍的に高まります。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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