オートバックスのカーフィルム施工料金は安い?工賃相場と評判を徹底検証
オートバックスのカーフィルム施工料金は安い?工賃相場と評判を徹底検証についての最新情報をご紹介します。
「ネット通販で車種別にプレカットされた安価なフィルムを購入し、オートバックスに持ち込んで貼ってもらえば工賃だけで安く済むのではないか」と考えるユーザーは後を絶ちません。しかし、実情としてオートバックスの多くの店舗ではフィルムの持ち込み施工を断っているか、受け入れ可能であっても通常工賃の1.5倍から2倍の割増料金を設定しています。
現場のピットスタッフが持ち込みフィルムを敬遠する背景には、明確な技術的理由が存在します。ネット通販で流通している低価格フィルムの多くは素材が薄く、ヒートガンによる熱成形時に均一に収縮せず、熱で溶けたり白濁したりするトラブルが頻発します。さらに、接着剤(糊)の質にムラがあるため気泡が抜けにくく、プロの職人であっても完璧な仕上げを保証できません。「製品の不良なのか施工のミスなのか」という責任の所在が曖昧になり、後々のクレームに発展するリスクを避けるため、店舗側は自社取り扱いフィルム(リンテック社の「ウインコス」やIKC社の「ルミクール」など品質が担保された国産業務用フィルム)での施工を基本としているのです。
また、見落とされがちなのが「既存フィルムの剥がし工賃」です。経年劣化したフィルムは紫外線によって硬化し、剥がす際に細かくちぎれて糊だけがガラス面に強固に残ってしまいます。この糊を溶剤やスクレーパーで除去する作業には膨大な時間と労力がかかります。特にリアガラスには「熱線(デフォッガー)」がプリントされており、無理に糊を削り落とそうとすると熱線を断線させてしまう重大なリスクが伴います。古いフィルムの貼り替えを検討している場合は、剥がし工賃だけで1万数千円以上の追加費用が発生することを想定しておくべきです。