バドミントンダブルススコアシート書き方と記入例!迷わない公式戦審判術

バドミントンダブルススコアシート書き方と記入例!迷わない公式戦審判術にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

スコアシートへ正確に数字を書き込むことと同じくらい重要なのが、会場全体とコート上の選手に進行を伝える審判主審スコアコールです。主審の発声が曖昧だと、選手間で「いまどちらのサーブか」「カウントが違うのではないか」という不信感が生まれ、試合進行が停滞してしまいます。

日本バドミントン協会公式ルールに準拠した基本コール手順は、得点が入った直後の行動パターンをルーティン化することで劇的に安定します。シャトルが床に落ちてラリーが終了した瞬間、主審は以下の3ステップを淀みなく実行しなければなりません。

  1. 判定ジェスチャーとシート記入:イン・アウトやフォルトを確認後、ただちにスコアシートの該当マスに数値を記入し、サーブ権移動時は斜線で区切る。
  2. スコアの明確なコール:必ず「サーブ側の得点」を先にコールします。例えば、サーブ側が3点でレシーブ側が2点の場合は「スリー・ツー」、同点の場合は「ツー・オール」と宣告します。
  3. サービスオーバーの明示:レシーブ側が得点してサーブ権が移った際は、点数の前に必ず「サービスオーバー」とコールし、その後に「ワン・ラブ」のように新サーバー側のスコアから発声します。

公式戦の現場で最も主審を悩ませるのが、選手からの「誰がレシーバーですか?」という確認要求です。ここで的確なサービスレシーバー判定方法を即答できるかどうかが、主審の信頼性を左右します。判定に迷った際は、頭の中で直前のラリーを逆再生してはいけません。必ず手元のスコアシートにある「ゲーム開始時の初期配置記号」と「現在の各選手の累積点数マス」を照合します。

レシーブ側のペアの得点が現在奇数であれば、ゲーム開始時に左側にいた選手が左コート、右側にいた選手が右コートにいなければなりません。主審は手元の記録とコート上の立ち位置を客観的に見比べ、「レシーバーは〇〇選手です」と毅然とした態度で指示を出します。感覚や記憶に頼らず、紙の記録だけを拠り所にして判定を下す姿勢こそが、公正なゲームコントロールの極意です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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