玉ねぎの収穫時期を見極めるサイン|倒伏の目安と失敗しない保存術
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一口に玉ねぎと言っても、遺伝的な性質によって肥大する時期や日長反応、休眠の深さが全く異なります。秋まき玉ねぎは大きく「極早生・早生」「中生・中晩生」「晩生」の3つの系統に分類され、収穫時期の目安カレンダーや目的とする用途が明確に分かれています。
一般的な中間地(関東〜九州平野部)における玉ねぎ収穫時期5月6月の推移と、品種ごとの貯蔵適性を一覧表にまとめました。
品種系統収穫時期の目安(中間地)収穫サイン・倒伏判定玉ねぎの長期保存期間編集部の見解・特性評価極早生・早生
(ソニック、春いちばん等)4月中旬 〜 5月中旬倒伏率50〜70%
(未倒伏で抜く場合あり)約2週間 〜 1ヶ月以内
(長期保存不可)早生玉ねぎの収穫時期は新玉ねぎとして生食を楽しむ専用枠。水分が多く甘みが強いが腐敗しやすいため即時消費が前提。中生・中晩生
(タマネギOP黄、ネオアース等)5月下旬 〜 6月上旬倒伏率70〜80%
(完全に折れて数日待つ)約5〜6ヶ月
(年内12月頃まで)作りやすさと貯蔵性のバランスが最優秀。家庭菜園で最も失敗が少なく、吊り保存の恩恵を最大化できる主軸品種。晩生
(もみじ3号、ケルたま等)6月上旬 〜 6月中旬倒伏率80%前後
(梅雨入り直前の晴天日)約7〜8ヶ月以上
(翌年2〜3月まで可能)中生晩生玉ねぎの収穫の極致。皮が厚く休眠が非常に深い。梅雨期の長雨と収穫作業が重なるリスク管理が成否を分ける。
上記の通り、品種の選び方を誤ると「保存するつもりで植えたのに梅雨明けには全部腐ってしまった」という事態に陥ります。長期保存を目指すのであれば、迷わず休眠性の強い中生〜晩生種を選択し、適切な収穫期を迎える管理が必須となります。